ひたすら和む。孤児となったウォンバットの赤ちゃんの子育て日記 :  

by REVOLUSYNAPSE
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 孤児になった野生動物と彼らをお世話するスタッフの間には、親子のような絆が生まれることがある。特に人懐っこいことで評判のウォンバットなら猶更だろう。

 オーストラリアの保護施設で暮らす若いウォンバットのワードゥは、生まれて間もない頃、母親を車の事故・事件で失った。

 発見された当時のワードゥはあまりに小さく成長が危ぶまれたものの、保護スタッフの熱心なお世話で育ち、みんなを笑顔にするウォンバットに成長中だ。

 とにかく甘えん坊で、今や自慢の前歯で大好きなブロンテさんの指や耳を甘噛みしたり、腕の中に飛び込んだりと元気いっぱいなのだ。

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甘い小さなウォンバットは、彼がティーンエイジャーになると彼の家をひっくり返します| ドードー

母親が車にひかれて孤児となった赤ちゃんウォンバット

 幼いウォンバット、ワードゥは、南オーストラリア州ポートリンカーンにあるトゥーソング・サンクチュアリー(Two Songs Sanctuary)で暮らしている。ここは孤児のカンガルーやウォンバットのための専門施設だ。

 ワードゥがここにやってきたのは生まれたばかりの小さな赤ちゃんのころ。母親が車にひかれて亡くなったとき、彼女のお腹のポケット(育児嚢)に入っていたところを救出された。

 体重わずか660グラムだったワードゥが、母親なしで無事に成長できるかどうかはわからない。それでもワードゥを引き取った施設のオーナー、ブロンテさんとリンダ・デイビスさんは希望を捨てず、彼を懸命にお世話した。

 まだ無毛の赤ちゃんウォンバットは常にオイルなどを塗らなければならず、冷えやすい体も温めておかねばならない。さらに4時間ごとの授乳も必要だった。

 ワードゥは強運の持ち主だったようだ。献身的なケアにより順調に回復。2人を和ませる穏やかで愛くるしい存在になった。

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ウォンバットらしさ炸裂?成長につれいたずら好きに

 すくすくと元気に成長したワードゥだが、少々元気になりすぎたようだ。いたずら放題、やりたい放題で、家の中は大惨事。

 洗濯カゴの服を荒らしたりソファをかじったり、あちこちをうろうろしては「さて次は何をして遊ぼう」と好奇心が止まらなくなってしまったようだ。

 本来なら巣穴で暮らすウォンバットの本能に従い、家の中でもぐりこむ場所を探したり。開けたままの乾燥機にいつのまにか忍び込んでたこともある。

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愛嬌があって憎めないワードゥに夢中!ブロンテさんはハラハラ

 とはいえ我が子のようにワードゥを育てた2人は、彼のおかげで毎日笑いが絶えないと語る。いたずらっ子でも愛嬌があって憎めないワードゥに夢中なのだ。

 父親のように慕っているブロンテさんと裏庭を一緒にお散歩するときもちゃんと歩調を合わせてついてくるときはまるで子犬のよう。

 狙いを定めて腕の中に飛び込むのも大好き!

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 頑丈な前歯で相手を傷つけない甘噛みも覚えた。

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 目に入れても痛くないとはまさにこのこと。人懐っこいワードゥは、ブロンテさんの髪の毛にすら容赦ないけど、それすらも愛おしく感じるらしい。

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野生での暮らしは困難なので、この先も野生に戻らずみんなと一緒。ウォンバットの幸せを願う2人

 こうして元気に暮らすワードゥだが、野生に返されることなく、このままずっと施設で暮らすことになるという。

 南オーストラリア州では孤児になった野生動物を再び自然に放つことは禁じられているからだ。

 またこうした活動には届け出が必要で、州の許可を得て施設を運営しているリンダさんとブロンテさんは身寄りのない野生動物たちを家族の一員として迎えているのだ。

 その中にはここに来て30年経つオスのウォンバットもいる。彼の幸せを心から願う2人は、できる限り彼を自然に触れさせるようにしているそうだ。

 ちなみにオーストラリアにおいてウォンバットは保護動物になっているが、ワードゥのようになつくことを期待してペットにしようとする一般人もいるという。

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 人なつっこいウォンバットはとっても愛らしいが、力強くその習性を良く理解しないとトラブルの原因となる。猫や犬を飼うようにはいかないのだ。

 オーストラリアの野生動物保護施設で働く人々はこうした動物たちを安易に飼わないよう視聴者に呼びかけている。

 一般の人は、ウォンバットはこうして動画を見たり、動物園などで触れ合うくらいの距離感が一番良いようだ。

Dによって書かれた/ parumoによって編集された
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